小鳥遊文庫

アニメとか読書とか

2018年 春アニメが終わって (個人的によかった3つのアニメについて)

 早いものでもう今年の半分が終焉を迎えつつあります。悲しいです。

 悲しみのあまり、半ば放置気味になっていた当ブログを更新します。

 

 以下ネタバレ注意です。

 

ウマ娘

anime-umamusume.jp

 競馬の知識がまったくなく、最初は馬名を覚えるのに苦労しましたが、それでもおもしろかった!

 なんといっても、レースバトルのアツい展開がアツい!(語彙力…)

 ほぼすべての回に見どころがあったように思いますが、特に個人的には、スペちゃんとエルコンドルパサーが同着ゴールをする回。前回の皐月賞セイウンスカイに負けてからの特訓を経て、その宿敵セイウンスカイを坂で追い抜いてからの、さらに注目株のエルコンドルパサーとの一騎打ちという展開は、まさに手に汗握って心臓がバクバクするほどでした。

 

 このアニメのいいところは、決して主人公(スペちゃん)の 都合良くレースに勝っていくだけの話ではないというところだと思います。スペちゃんは何回か負けるし、チームメイトのスズカはレース中にケガをします。(その後史実とはちがい、スズカは復活しますが)

 スペちゃんだけでなく、ライバルたち(セイウンスカイエルコンドルパサー)の特訓風景や、レース中の心理が差し挟まれるところもすばらしい。それぞれのキャラがそれぞれの思いを背負って走っている。そういう悔しさや挫折を乗り越えて掴むからこその勝利なのだと、改めて気づかされました。

 

Caligula -カリギュラ-

caligula-anime.com

 

 ゲーム原作のアニメで、これまた原作の知識がまったくないまま視聴していました。第一話、心理学や哲学の本を読む少しめんどくさそうな主人公・式島律が、どこか不穏な感じを漂わせつつ、リア充高校生活を送ってるなと思いきや、後半の怒涛のパニック展開。一体なにが起こっているのかわかりませんでした。今村友紀の小説『クリスタル・ヴァリーに降りそそぐ灰』を読んだ時のことを思い出しました。なのでひとまず、作品世界内の登場人物たちも感じているであろう、このなにが起こっているのかわからない、という感覚を楽しむことにしました。

 

 二話の終盤には、この世界は「μ」というボーカロイドの歌姫によってつくられた仮想世界「メビウス」だということが明かされます。メビウスの住人は現実世界の記憶がなく、各々現実では叶うことのなかった理想が反映された姿やステータスで存在することができるようです。その事実を知ってしまった律たちは、嘘の理想よりも真実の地獄(現実)に戻ることを決意し、μの幹部的存在の「楽士」たちに立ち向かっていきます。その中で、律たち「帰宅部」の面々はそれぞれの現実でのコンプレックスやトラウマに向き合える心の強さを獲得していきます。最終話の律とμの対峙する場面は、悲しくもカタルシスが得られてよかった。

 

 最近のバーチャルyoutuberブームなどが示すように、かなり現代の世相を反映している作品だなあと思いました。まさに現代という困難な時代に生きる人の心理を描いた良作です。

 

ラストピリオド

lastperiod.jp

 これもソシャゲ原作で、原作知識皆無のまま視聴。

 絵柄がほのぼのしてるので、ほのぼのRPG系かなと思ったら、大間違いで序盤からかなり社会風刺系で攻めてる内容でしたw

 かなりハイコンテクスト(理解するのに事前知識が多く必要)で、私は第九話などは初見ではふつうにワイズマン活躍の戦闘回なんだなぁと思って見てました。(たぶんまだ見落としてるネタはたくさんあると思います)

 現代のサブカル界隈というか、ネット文化を理解する重要な資料になると、個人的には思っています。とにかく私はカンパネルラさんが好きです。

 

 

 とまあこんな感じです。

 他にはきらら作品の「こみっくがーるず」や、「刀使の巫女」、「魔法少女サイト」、「オタクに恋は難しい」などを見てました。

 来期のアニメは今のところ「ハッピーシュガーライフ」に注目してます。